様々なTOEICの勉強法の本やサイトを見ましたが、TOEIC 500点前後の方がTOEICの点数を上げるための最短の方法を書いているものは少ないです。よく見るのはこんな感じのものです。
- 「公式問題集を10回繰り返したらTOEIC 800点超えました!」というような現実性を疑う勉強法
- 長期間にわたって英語圏に住んでいたなど、英語のバックグラウンドが全然違う人が紹介する勉強法
上の2つは中身を少し見るだけで、TOEIC 500点前後の方にはあまり参考にならないことがわかると思います。公式問題集1冊分をどれだけ復習しても覚える単語や表現は足りません。
また、小さい頃から英語圏に住んでいて、何もしなくてもTOEIC 900点を超えるような方は勉強のスタート地点が違い過ぎます。
- TOEICの点数を上げるためだけの方法を知りたいのに、TOEICの勉強と直結しないような海外ドラマを見たり瞬間英作文とかも組み込まれている勉強法
この勉強方法が1番よくあるパターンです。海外ドラマを見るのは英会話の勉強になりますし、海外の文化を知るのにも役に立ちます。単語を覚えればTOEICに出るかもしれないですし、留学や海外での仕事に役に立つこともあるでしょう。
しかし、一見よく見えて、TOEICの点数を上げるのには遠回りしています。
TOEICには海外ドラマによく出てくるスラングは出ません。ドラマを見てアメリカの文化的背景を知っていても高得点に繋がることはありません。
残念ながらTOEICの点数を上げたいだけの方にとって、あまり効率的な勉強法とは言えません。
前置きが長くなりましたが、今回の読者の対象は
- TOEICは500点前後の初心者
- 英語は普通に苦痛
- 英語圏への長期滞在経験はない
- ただし、3~6ヶ月の間に独学で就活や転職のためにTOEIC 800点を超えたい
という方です。
TOEIC 800点を超えるための勉強方法を書きますが、これはTOEICの点数を超えるためだけの独学での勉強法です。英会話ができる能力も上げたいのであれば、オンライン英会話など別の勉強で補うようにしてください。
※ここで説明するTOEICはTOEIC Listening&Readingです。TOEIC Speaking & Writingは今回の対象外です。
1. TOEIC 800点の価値
ここで目指すTOEIC 800点の価値について書きます。
TOEICの平均点は毎回550点前後で、センター試験の英語で平均180~190点を取ってしまう東大学部生のTOEIC平均が688点です。(出典)
はっきり言ってTOEIC 800点を超えるは難しいです。数十万円の金額を払ってTOEIC専門スクールに行く人が絶えないのは自力で超えるのが難しいからです。TOEIC結果のスコア分布(2021年10月)を見ても、795点以上は受験者全体の15%ほどです。
ただし、TOEIC 800点を超える方法はあります。間違った勉強をしなければ3ヶ月~6ヶ月で取れる点数です。
もし、TOEIC 800点を超えれば、あなたは世間から「英語が出来る人」というレッテルを貼られて、就職、転職を優位に進めることができるでしょう。
僕は新卒で大手の外資系に内定を頂き、転職の際も外資コンサル、製造、製薬など業種関係なくエントリーシートは全て通った上で転職し、年収アップさせています。
あたかも人生というゲームの難易度が、HARDからEASYモードに変わるようなものだ。
このようなことを書いている方もいます。そこまでかどうかはわかりませんが(笑)、TOEICの高得点を取って恩恵を受けた人間としてはわからなくも無いです。
1-1. 「TOEICの点だけで実践的な英語が出来ない」と言われることに対する反論
TOEICは有名な試験なので批判も多いです。よく聞くのは「TOEICで高得点なのに英会話ができない」などの英会話の能力に対する批判です。
TOEIC L&RはSpeaking能力は問われていないので、話せないのは当たり前です。
今回は無駄な勉強方法は書きませんので、TOEIC 800点を超えたとしても英会話は全然出来るようになりません。しかし、TOEIC 800点あると「外資系への就職」や「留学への選考に通る」など、英語が必要な環境へ足を踏み出しやすいのは間違いないです。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
僕の好きな言葉です。TOEIC 800点では実践的な英語力には程遠いです。しかし、あなたが新しい機会を得るには十分な点数です。是非高得点を取って、新しい環境へ進みましょう。
僕自身は体験していませんが、ライザップイングリッシュやプレゼンスなどのTOEIC専門スクール、フィリピンへの留学などは否定しません。実際に行かれた方の話を聞いても、TOEICを点数アップさせる効率的な勉強法をされていると思います。短期間でTOEICの点を上げるのであれば、行って自分を追い込むのも1つの手だと思います。
もちろん受講するには相応のお金を払う必要があります。なかなか高いお金を払えない方も多いと思いますので、今回は色々なスクールの効率的な勉強方法も踏まえつつ(笑)、TOEICに最短で点数アップできる方法を紹介します。
2. TOEICの特徴について
最初にTOEICの特徴を書きます。誰でも知っているようなことはここでは書きません。一度目を通して下さい。
2-1. TOEICの問題はリサイクルされている
かなり重要なことです。TOEICの高得点者に知っている方は多いですが、他ではあまり書かれていない事実です。
TOEICは何度か受けると同じ問題に遭遇します。僕も「あれ!完全に見たことある!」って問題に遭遇したことがあります。つまり単純にTOEICを受け続けてしっかり復習すれば、点は上がるということです。もちろん受けた後の復習は必須です。
また、TOEICを毎回受けているオタクのような方がTOEICを研究し尽くした参考書も売られていますので、それを問いてしっかり覚えておくと、「知ってる問題きたー!!」ってことも十分あります。僕が選んだTOEIC頻出の問題集はこちらです。
2-2. TOEICにはスラング、専門用語は出ません
最初受けると難しい単語に圧倒されるので、TOEIC勉強中にテレビや映画で見た単語も片っ端から覚えようとしてしまいます。しかし、片っ端から覚えるのははっきり言って無駄です。
TOEICに出る必要なものだけ覚えましょう。
スラング、金融用語(deflation:デフレ)、生物学(dinosaur:恐竜)、地理(Pacific:太平洋)とか、誰もが知っていても全然出ません。もし仮に出たとしてもその意味を問われるような問題は出ません。
ただ、attendeeとattendanceとattendantの違いは問われます。「address a problem」(address:対処する)とか「present an award」(present:授与する)とかもTOEICを受けるのには必須です。
TOEICには出る問題の傾向があります。
TOEICに出る傾向を掴み、TOEICに出る単語だけ覚える。とても大事なことです。
逆に言うと受験勉強用のDuo 3.0をTOEICでも使うのは愚行です。センター試験の過去問を解いて、東大の受験対策するようなものです。
「Duo 3.0で勉強してTOEIC高得点を取れた!」と言われている方は、海外で住んでいた経験があるとか英語大好きな方とか、この記事を見ている方と次元の違う方なので注意をしてください。
TOEIC用の単語帳やTOEIC用の問題集に出てきた必要な単語だけ覚えることを心がけましょう。
2-3. TOEICに過去問は存在する
TOEICに過去問は存在します。
一般的にはTOEICの過去問は無いと言われていますが、実際は存在します。日本国内の非常に古い過去問と、韓国版で2017年、2018年、2019年、2021年に出題された過去問です。
日本国内の過去問は古すぎて役に立ちません。韓国版は役に立つのですが、解説が全て韓国語であり、解説が無くても回答さえあれば内容を理解できるTOEIC 700点以上向けかと思います。
TOEIC 500点程度の方には早すぎますが、TOEIC 700点付近になれば考えて見ても良いと思います。本物の過去問なので、問題の質はどの問題集よりも良いですし、他の問題集に比べて値段もそんなに高くはないです。
3. TOEIC 800点を超える勉強法
4ステップに沿って説明します。
STEP2 TOEICにでる必要な文法をマスターする
STEP3 質の高いTOEIC用の問題集を使って単語と文法のレベルを上げていく
STEP4 TOEICテストを効率的に解くテクニックをマスターする
STEP1 TOEICにでる単語だけを覚える。単語の音を覚える。
TOEICの高得点に1番大事なステップです。TOEICに出る単語を覚えましょう。音も一緒に。
金のフレーズと呼ばれる単語帳があります。TOEICに頻出の単語ばかりの単語帳です。著者はTOEICを毎回受験して、実際に出た単語ばかりを紡いで単語帳を作られています。この単語帳でしっかり勉強すれば、TOEIC本番に出てくる単語で知らない単語は4~5個まで減ります。
800点狙いであっても全て覚えましょう。
覚えるというのは「単語を見て1秒以内に意味がわかる」かつ、「単語の音を聞いて1秒以内に意味がわかる」という状態です。
あなたが「book = 本」と日本語の意味がわかるように、金フレに出る単語を全て覚える必要があります。TOEICはスピード勝負です。英語を見て「この単語なんだっけ。。えっーと。」なんて時間はありません。一瞬で日本語の意味を出せる練習をしてください。
単語の覚え方はこちらを見て下さい。1番実践して欲しいのは2-3に書いている週に1回のテストです。実際トライしてみると、あまりの時間の無さに驚くと思いますが、単語をどの程度頭に定着させないといけないかよくわかるので是非やってみてください。
「TOEICの勉強では単語帳を使う必要はない。文中に出てくるものを覚えていったほうが良い。」という方がいます。大抵は帰国子女の方や、TOEICを短期間で点数アップする必要のない方が多いです。
短期的に点数をアップを目指すTOEICの専門スクールは、まず最初に単語の詰め込みを行います。それがTOEICの点数アップに効率的だからです。単語の勉強をしないでTOEICの問題集を解くと、わからない単語ばかりとなり徐々に意欲が失せていきます。最初に単語帳をマスターしているとほとんど知っている単語になるので、この単語知っている!という気持ちが勉強の意欲を向上させていきます。
STEP2 TOEICにでる必要な文法をマスターする
TOEICに難しい文法は出ません。TOEIC 文法 Part 5, 6で9割を取る攻略法と勉強法に書きましたが、日本人の不得意な冠詞や時制の問題はPart 5, 6でほぼ0%です。「An Universe だっけ? The Universeだっけ?」とか「過去形と過去完了形の違い」とかを必死に勉強してもTOEICの点数は上がりません。
・時制は出ない。冠詞も出ない。熟語もほとんど出ない。単語の意味を問う問題は40%出題される。
・TOEICの問題はリサイクルされていて、何度も同じ問題が出る。良い問題集を買えばTOEICの試験で見たことのある問題に遭遇する可能性が高い。
TOEIC 文法 Part 5, 6で9割を取る攻略法と勉強法 抜粋
これを意識して勉強をするようにしてください。TOEIC 500点以上であれば一定の文法はマスターしていると考えて良いと思いますので、文法の問題集を解いて苦手な点だけを復習していくのが効率的です。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問という文法問題集を順番に解いていきましょう。著者は金フレと同じTEX加藤さんという方ですが、別に回し者ではないです。著者が実際に受けて出たPart 5の問題を似せて作られています。
- 1049問という十分なボリューム
- 文法毎に区切られているので、自分の弱点に気づきやすい
- 正解の理由だけではなく、間違いの選択肢の理由まで書かれている
など今ある文法問題集で1番オススメです。
STEP2 補足
Part 5の問題集を解くときは家で解く時も1問25秒を守って解きましょう。TOEICはスピードが命です。また、1回解いて終わりではなくしっかり復習しましょう。詳細はこちらに書いています。
STEP3 質の高いTOEIC用の問題集を使って単語と文法のレベルを上げていく
TOEIC用の質の高い問題集を解きながら、STEP1, STEP2のレベルを上げていきます。TOEICの問題集には当たり外れが多いので、選ぶ模試は十分に吟味してください。
解き方としては3回チャレンジ法が良いです。
3回チャレンジ法とは、
- 1回目はTOEICの模試を2時間の時間通りに解く
- 2回目は1回目の答え合わせをしないまま、同じ模試を時間制限なしで解く
- 3回目は十分な復習の上をした上で2時間の時間通りに解く。このときは100%解けることを目指す
という解き方です。通常は1ヶ月程度の期間で行うものですが、短い時間でTOEICの高得点を目指すのであれば2週間ほどで3回チャレンジ法が終わるように頑張りましょう。
2回目は自分の現在の実力を測るのに非常に重要です。辞書を持たず時間制限なしで解いた場合に解けなかった問題を見て、自分の弱点に気付けると思います。語彙に問題があるのか、単語の音が思った音と違ったのか。
自分の弱点がわかれば克服するのは難しくないです。弱点の克服を続けていけばTOEIC 800点なんてそんなに難しくないです。オススメの模試を数冊紹介します。
TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+
3回チャレンジ法での勉強方法をオススメされているヒロ前田さんが書かれている3回分の模試です。
3回チャレンジ法の詳細な取り組み方も説明されていますし、TOEIC 500点ほどの方でも十分に理解できるように解説が書かれています。何故この問題が正解なのかだけではなく、不正解の理由も全て書かれているので、初心者の方にオススメです。
Kindle unlimited会員の方であれば、この本は無料でダウンロードできます。
TOEIC テスト新形式精選模試
TOEIC用のスクール(エッセンスイングリッシュスクール)の講師である、加藤優さんが書かれた模試です。リスニング、リーディングに分かれていて各500問ずつ、2冊買えば5回分の模試になります。
こちらの模試のTOEIC再現度は非常に高いので「この問題はTOEICには出ないだろう」と思った問題が次のTOEICに出てきたりします。全ての問題を解いてしっかり記憶しておくことで効果を発揮します。詳細はこちらを見てください。
STEP 3補足
リスニングの勉強をするときは聞き流しでは駄目です。自分の中で意図を持ってきくようにしましょう。
リスニングの問題が解けなかった理由は大きく言うと「音が聞けなかった」「音が聞けたのに早くて内容が理解できなかった」の2種類に分けられます。どちらが出来なくて解けなかったのかを毎回はっきりさせる必要があります。
TOEIC 500点以下の方はそもそも英語の音を聞き取る能力が不足していると考えられるので、英語耳で勉強することをオススメします。日本語と違う母音、子音が理解できます。リスニングの勉強方法の詳細はこちらを見て下さい。
STEP4 TOEICテストを効率的に解くテクニックをマスターする
目標点数を達成するためテクニックを高めましょう。
基礎が無い状態でテクニックに走ってしまうと、点数が一定で止まってしまいます。700点以上取れるようになってからテクニックをマスターしていきましょう。知っているか知らないかで100点変わってきます。
100点変わるテクニックをいくつか紹介します。
Part毎の特徴を理解し答えを一瞬で出す
Part 2で「I don’t know」という応答があればそれが正解、Part 7の「yearlyの言い換えはannually」とか Part毎に数問ですが一瞬で答えがわかる問題があります。リーディングにおいては時間の短縮が図れるのでどんな問題が出やすいかの傾向を知るのは効果的です。
TOEICの模試を解いて傾向を掴んでいけると思いますが、TOEIC(R) L&Rテスト 超即効スコアUPテクニック114にはかなり細かく書かれているのでオススメです。
TOEICを2時間の制限時間以内で全て解く
TOEICでタイムマネジメントは必須です。リーディングの100問を根拠を持って全て解けたらR:450点レベルと言われています。最初に説明したスコア分布から考えると、リーディングで450点を超えているのは大体3%ほどです。
驚くことに30人に1人しかリーディングを全問解き終わっていません。
Part 5, 6は1問30秒(理想を言えば20秒)で解いていく必要があります。普段の勉強から時間を測り30秒超えそうであれば、可能性の高い選択肢を選んで次の問題に進む練習をする必要があります。時間配分の詳細は下記に書いています。
TOEICの直前対策
どれだけ準備しても前日徹夜になったら終わりです。テスト最後の1週間は周りと話をしてスケジュールに余裕を持つようにして、体調を万全にして臨みましょう。
ドーピングすることによってリスニングの点数は直前にも上げることが出来ます。トイレに気を付ける必要はありますが、是非しましょう。
※ドーピングはTOEICerの通称です。違反ではありません。
TOEIC 具体的な勉強スケジュール
週30時間程度を確保できる学生向きに具体的な勉強スケジュールを書きました。1日毎にするべき内容を具体的に記載しています。
僕自身は社会人になってからも週30時間の勉強をしていたので、社会人であっても余裕があれば30時間確保できると思います。参考にしてください。
4. 最後に
4-1. 学生の方へ
就職活動を控えて、自分の武器になるものが何もないと自覚されている方はTOEICの勉強をすることをおすすめします。半年程度の時間は覚悟しないといけないですが、教材、受験費用は多めに見ても5万程度でしょう。それでもTOEIC 800点は十分に評価してもらえます。
TOEIC 800点を取れるということは単純に英語のスキルだけではなく、「地頭の良さ」「目標に向かって努力できる能力」なども評価されます。また人事の方はTOEIC 800点を取ることがどれほど難しいかを理解しています。
面接で「TOEIC 600点ですが入社までにもっと高得点を目指しますと言えば大丈夫だよ!」なんて書いている就活本を読んだことがあります。でも、「今はTOEIC 800点ですが入社までに仕事に使えるレベルまで英語を向上させます」のほうがカッコいいですよね。
英語以外のスキルが同等レベルという条件はありますが、僕が人事だったら後者採用です。そしてTOEIC 600点の方は面接まで行けない可能性すらあります。
もしやる気になったのであれば、目標に向けて取り組みましょう。TOEIC 800点は全員が超えられる訳ではありません。相応の努力が必要です。週に30時間程度の時間確保も必要となります。「友達との飲み会は必要なのだろうか」「サークル活動そもそも必要なのだろうか」と時間の使い方を吟味しましょう。
英語が出来るようになり自分の武器が増えると、自信も生まれます。自信のある人間は異性にもモテます。「そんなに上手くいかないよ」と思う人もいるでしょうが、僕自身が経験したことです。
周りに「英語を勉強して話せるようになりたい」とか「TOEIC高得点取りたい」とか言ってる人はたくさんいると思います。しかしTOEIC 800点を取っている人は一握りです。何が違うかと言えば、意地でも良い点を取ってやろうと気持ちがあるか、覚悟があるかです。
TOEIC 800点を超えるかどうかは頭の良さではなく、点を取ろうという執着心の問題です。夢の中でリーディングの問題を解いたり、彼女がシャワー浴びているときに英単語のチェックをする。それくらい気持ちを持って勉強に取り組んでください。
自分に自信がない、自分が努力できるかすらわからない人は自分の人生を変えるつもりで頑張ってください。
4-2. 社会人の方へ
転職を目指してTOEICの点数を取ろうと思っている方は多いと思います。TOEIC 800点は転職でも十分に評価してもらえます。
TOEICが良いのは、業種が関係ないことです。IT系でも金融でも製薬でもTOEICの点数は評価してもらえます。僕が転職をしたときもエントリーシートは様々な業種全てに通りました。僕は異業種に転職しましたが、TOEICの効果は高かったと思います。
英語が必要とわかっても忙しいので勉強時間が取れないと思っていませんか?勉強は座ってする必要ないです。通勤時間でスマホで単語チェックしたり、マンブリング(音声を聞きながら、真似をしてぼそぼそと小声でつぶやく)なども可能です。
僕は週に1回TOEICの模試を家で解く以外は通勤時間で勉強していました。単語チェックやリスニングなどは毎日トレーニングするのが必要なので、毎日決まった時間に勉強できる通勤時間が最適でした。
2つの会社を経験した思ったのは、常識は会社によって変わるということです。有給休暇は自分の好きなタイミングで取れて、毎日8時間労働して帰るのが常識の会社もあります。今の環境に不満があるのであれば、良い環境を目指して転職するのも良いと思います。
TOEICの高得点は転職にも十分に効果を発揮すると思います。