無料でも十分に質の高いTOEIC用のアプリやサイトを紹介します。
明らかにTOEICに出ない単語や文法を書いているようなサイトも多いです。TOEIC 50回以上受けた経験を踏まえて、無料でもTOEICの対策になるものを紹介します。
アプリのデザインが綺麗とかボリュームあるとかは一切考慮せず、ただ1つTOEICと似た傾向で書かれているかを判断基準としてます。
無料のものから紹介しますが、お金はかかるけど費用対効果が高いと思うものも一部紹介します。
また、Amazonプライム会員のみ無料など、特定の方のみを対象としたものもありますが許してください。
私が紹介しているTOEIC 800点向けの勉強法は半年間、5万円程度であれば出来る勉強法ですが、5万円程度だったら良いかなと思うのであればこちらを見てください。
1. TOEIC 無料の学習ツール
1-1. TOEIC 単語学習
明らかにTOEICに出ない単語(kidney:腎臓とか)を書いてある無料の教材もあります。
前提としてTOEICに頻出の単語ばかりが載っている無料の教材を紹介します。
1-1-1. レアジョブ瞬間英単語
レアジョブが出している無料アプリです。表示された英単語を瞬時に日本語にできるかどうかで、単語を覚えているかどうかをチェックできるアプリです。
TOEICはスピード勝負なので瞬時に単語の意味がわからないと高得点は狙えません。このアプリでは単語が出て1.5秒以内に回答できると瞬間回答出来たことになるのですが、1.5秒というのは単語を覚えられたかどうかの良い目安になります。
単語数が300と少ないものの、どれくらいのスピードで単語を瞬時に日本語に出来ないと役に立たないかがわかるのでよく出来たアプリです。300単語はTOEICに準拠した単語ばかりであるので当然のように全て覚えてください。
オフラインで使えるのもGOODです。
TOEIC 860点向けのアプリもありますが、そちらは有料です。
1-1-2. スタディサプリ英単語
スタディサプリで有名なリクルートが出しているTOEIC 英単語用のアプリです。スタディサプリEnglish TOEIC講座とは別です。
1500単語が収録されており、ゲーム感覚で単語を覚えることが出来ます。単語ゲームもスピードが必要とされるので、かなり集中しないと良いスコアが出せません。出てくる単語もTOEICに出るものばかりです。
1-2. TOEIC 文法学習
時制は出ない。冠詞も出ない。熟語もほとんど出ない。
TOEIC 文法 Part 5, 6で9割を取る攻略法と勉強法より抜粋
上記のようなTOEICの傾向に合っているサイトを紹介します。
1-2-1. 英語学習お役立ちサイト
個人で作られているサイトです。TOEIC Part 5形式の問題が250問あります。
著者が何回かTOEICを受けられているだけあって、問われる文法や単語がTOEICと類似しています。無料のサイトですが、質は良く十分に参考になります。解答には解説も付いています。
日替わりのミニテストなどもあります。
1-3. TOEIC 模試
1-3-1. TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
TOEICの有名講師であるヒロ前田さんが書かれた模試です。2016年からの新形式にももちろん対応しています。600問なのでTOEIC 3回分の模試です。
こちらもAmazonプライム会員かKindle unlimited会員であれば、無料でダウンロードできます。600問が1冊になっているものは有料ですが、1冊ずつに分かれている冊子は無料です。
発売当初からよく売れていた本なので、無料で読めるのには驚きです。解説も丁寧なので、2800円出して買っても良いと思えるレベルの本です。
1-4. 総合対策
1-4-1. 英語上達マップ
TOEIC用ではないのですが十分に価値があるので紹介します。
瞬間英作文で有名な森沢洋介さんが英語の上達方法について書かれたサイトです。本も出ているのですがあるのですが、このサイトと内容は類似しているのでサイトで十分です。
著者のTOEICについての考えも書かれています。僕も完全に同意です。TOEICは英語の基礎をつけるのには良いテストです。TOEICを受ける方は目を通しておく価値あります。
2. TOEIC 有料だがお得に勉強できる方法
2-1. Amazon Prime Student
Amazon Prime Student会員であれば、Amazonで買う本が10%ポイント還元されます。
TOEICの参考書も当然対象です。公式問題集を含めてTOEICの参考書は高いものが多く、10%でもかなり大きいです。
6ヶ月間の無料期間があるので、不満があれば退会することも可能です。それでもポイントが無くなる事はないです。
Amazon プライムビデオやAmazonパントリーなど1人暮らしの学生に必須のサービスもたくさんあるので、お金を払っても続ける価値はあると思います。
2.2 ヤフオク、メルカリ
TOEICは年間200万人受ける試験なので、不要になった参考書がよく売りに出されています。
ヤフオクの例で言うとこんな感じです。
落札価格が1100円ですが、送料入れて+200円としても正直安いです。同じTOEIC公式問題集をAmazonの中古品で買おうとすると2200円+送料なので、1000円程度の違いがあります。
常に掘り出し物があるわけではないですが、受験者が多く回転が早いだけに掘り出し物を見るけるのも難しくないです。
2-3. TOEIC IPテスト
各大学や英会話スクールなどでTOEIC IPテストというものが実施されていることがあります。
単純に言うと団体受験用のTOEICで、10名程度の参加者がいれば開催することができます。
団体にもよりますが受験料が4000円程度なので、公開テストよりも1500円程度安く受けることができます。
僕自身もIPテストを何度か受けていますが、値段以外でも公開テストよりもTOEIC IPテストのほうがおすすめです。理由を挙げると下記3つです。
2. 結果の連絡が早い
3. TOEICの公開テストよりも高得点が取りやすい!?
公開テストはテストの30分前には着席を求められます。終了後も10分程度拘束されます。IPテストは10分前に集まってすぐにテスト開始ということもあります。拘束時間は圧倒的に少ないです。
結果の連絡も5営業日であり、受けてすぐに結果を受け取る事ができます。
「TOEICの公開テストよりも高得点が取りやすい!?」という件についてですが、はっきり言ってIPテストは公開テストに比べて高得点が取りやすいです。
TOEIC IPテストは過去の公開テストです。数年前の公開テストと言われています。
公開テストは毎回分析されて、数カ月後には十分に似せた内容の問題集が発売されます。しかし、TOEICの傾向は少しずつ変わっています。巷で売っている問題集はどうしても少し前の傾向を反映したものになります。
つまりIPテストのような少し前のテストのほうが、問題集の効果を十分に活かせるということです。詳細はこの辺りにも書いています。
要は質の高い新しい問題集で勉強しておけば、IPテストで高得点が取りやすくなります。
IPテストは公式認定証をもらえませんが、僕は就職活動でも転職活動でも認定証を提出したことありません。公式認定証が無くても問題ないでしょう。
大学生でIPテストを受けれる立場であれば、公開テストよりも優先して受けることをおすすめします。
3. まとめ
無料で勉強する方法と、有料でもお得に勉強できる方法を紹介しました。お金をかけて勉強したほうが有利であるのですが、お金をかけなくても十分に価値のある方法はあります。
英語が出来ることで年収ベースで100万変わるとも言われています。TOEICの高得点の価値は高いです。高得点を取られることを願っています。