TOEICリスニング勉強法 リスニング450点を超える攻略法


最初TOEICを受けた頃は、自分なり対策をした上で受験してTOEICリスニング280点(リーディング260点)でした。今はTOEICのリスニングの最高点は465点です。

TOEICの勉強を始めた当初は「リスニングの問題を解いて、1,2回復習して終わり」というような勉強方法を繰り返してきましたが、今となれば間違っていたなと思います。基本的なことを疎かにしてもTOEICの点が延びるのは遅いです。

今回はTOEICリスニングが200点台の方が450点を超えるために必要な勉強方法について説明します。リスニング以外の勉強方法はこちらに書いていますので興味あれば見て下さい。

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1. ”英語のリスニングができる”状態になるまで

”リスニングができる”状態になるには下のステップを踏む必要があります。

英語のリスニングができるようになるには、

・各音、各単語を正しく聞き取れるという基礎

の上で

・文章の意味を高速で理解していくこと

が必要になります。つまり、単語を正しく聞き取ることが出来ないとリスニングの点数は上がりません。この事実を理解せず、いきなり「TOEICのリスニングの問題を解く」とか「NHKラジオ英会話を通勤時間になんとなく聞く」という勉強をされる方が多いです。

なんとなく聞き続けても、リスニング力は向上しません。「毎日1時間、半年聞き続けたのに、全然聞き取れるようにならなかった!」とか、「毎日リスニングしていたから聞き取れるようになった気がする。でもTOEIC受けたら撃沈した!」 などのパターンを繰り返すことになります。

TOEICでリスニング300点以下の方はまず、「1つ1つの音を聞き取る」「1つ1つの単語を聞き取る」という基礎的な勉強から始めましょう。意味を意識する勉強ではなく、音を正しく理解する勉強をしましょう。最初は地味ですが、最短で結果を出すには必要な勉強です。

「英語のまま理解する」とよく言われますが、大人になってから本格的に勉強を始めた日本人が「英語のまま理解する」のは至難の業です。ただ、日本語訳を高速で行ってどんどん早く訳せるようになると、日本語を意識しなくなることはあります。「Thank you」と聞いて「ありがとうって意味だな!」と訳さなくなるのと同じです。

「Thank you」と聞いたのと同じレベルでTOEICに出てくる音声をすっと理解できるようになるのが理想です。そんなに簡単ではないですが、英語に慣れれば慣れるほど出来るようになってきます。

2. リスニングの具体的な勉強方法

2-1. 1つ1つの音を聞き取る

単語の構成要素である発音記号の勉強から始めます。

英語には日本語には無い音がたくさんあります。日本語でいうと「ア」という音でも英語では4種類ある([α][æ][э][Λ])というのは、知っている人は多いと思います。それぞれの違いを理解し、発音できるようになることで英語のリスニングが格段に楽になることが実感できます。

発音記号の本はいくつかありますが、解説が1番わかりやすく、日本人が間違いやすい単語(boatとboughtとか、batとbutとか)も入念に説明してくれているので、この本がオススメです。僕がseeとsheを聞き分けたり、発音できるようになったのはこの本のおかげです。

発音がばっちりわかればリスニングの点数に大きく影響してきます。

文章には前後関係があるので、聞こえた音を前後から推測して内容を理解することは可能です。しかし、推測する音が増えれば増えるほど全体の理解が下がります。推測することを続けていれば一定のところで伸びは止まり、TOEICリスニングで400点を超えることはできません。

発音の勉強はスポーツで言うとストレッチや筋トレにあたる基本的なトレーニングです。時間をかけても行う価値があります。

余談ですが、この本で発音を勉強して1番良かったと思ったのは、カラオケに行って英語の歌をカッコよく歌えるようになったことですね。それはそれで嬉しいですw

格好悪い話ですが、僕はTOEICリスニングで465点を取った今でも「L」と「R」の違いが正確にはわかりません。なんとかしたいのですが、努力しても変わらないところもあるようです。iPhoneのアプリで英語耳ゲーというアプリで、自分が聞き分けできるか試すことができます。

2-2. 1つ1つの単語を正しく聞き取る

英語を構成する1つ1つの音がわかったので、次は単語がどんな音なのかを理解するステップです。「全然聞き取れなかったのに、英文を見ると知っている単語ばかりだった」ということはよくあると思います。単語の音から認識できていないことが多いです。単語の音を正確に捉えるのがこのステップです。

日本語にはカタカナというややこしいものがあって、カタカナになっている英単語が思っていた音と違うので聞き取れないということが多いです。例で言うと、コップとかテーマとか全然音が違います。知らない人も多いと思いますが、モバイル、ネグレクト、ランドリーも一般的に日本人が思っている音と英語の音が違います。カタカナにした人を恨むほど英語の音が違います。

単語ごとに正しい音を理解していきましょう。

その方法として、単語帳に付属する音声で英単語の音声を聞いて英単語を思い浮かべるということを繰り返しましょう。できれば、「英単語の音声→日本語の意味」という順になっているものを探して、英単語の音声を聞いた瞬間に日本語での意味を思い出す(つぶやくのもあり)ということを続けるのが良いです。1日10分程度でも良いので毎日の生活の中で続けて、英単語の音が頭に染みてくるくらい続けて下さい。

僕は通勤中に毎日10分ほど歩いていたので、歩きながら勉強していました。毎日の習慣に組み入れて勉強するのはとても良いです。

付属の音声が「英単語→日本語」となっているので、こちらの本がオススメです。TOEIC頻出の単語ばかりなので、単語も一緒に覚えてください。音声は2倍速で聞いてください。

「TOEICテスト初挑戦のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語1127と英熟語322」は非常に良い本ですが、発売から10年経過して少し古くなってきました。

TOEICの単語帳として今1番良いのは「金のフレーズ」で間違いないです。ただ、音声が「英単語→日本語訳」となっておらず、「英単語→英単語を使ったフレーズ→日本語訳」になっており少し残念です。金のフレーズのアプリであれば、「英単語⇒日本語訳」ということも可能です。もし使う場合の設定は、再生速度は「速く」に再生間隔は「0秒」にしましょう。

2-3. 英語の文章を正しく聞き取る

次は英語の文章を正しく聞き取る勉強です。問題集は公式問題集を使います。公式問題集は唯一TOEICの本試験とナレーターが同じです。TOEICのナレーターに慣れるために公式問題集のナレーターでディクテーションを行います。

ディクレーションとは音声を聞いて、1単語1単語を全て書き出すという勉強法です。聞き取れなかったものがあぶり出されるので、何の音が聞き取れなかったかが一目瞭然です。聞き取れなかった部分は、聞き取れるようになるまで聞き続け、また発音もして自然に頭に入るようにしましょう。

このディクテーションは負荷は高いですが、非常に効果的です。英語にはリエゾンという、2つの単語が繋がった時に単語の音が変わるという法則があります。「Get you」が「ゲットユー」ではなく「ゲッチュー」になってしまうものです。

TOEICの公式問題集に出てくるレベルであれば、一緒に覚えましょう。聞き続ければ、

・「I love him」(アイラブム)

・「I love them」(アイラブム)

のような微かな違いも聞き取れるようになります。

2-4. 英語の音声を聞いて内容を理解する

ここでやっと内容を理解するというステップです。

英語の音を聞いて頭の中で訳していきます。公式問題集などの信頼できる問題集の音声を使ってください。公式問題集(新形式対応)は既に3冊出版されているので、それを回して使うのも良いです。2-3のステップでの勉強が終わり、音が全てわかっている問題集を使うのが前提です。

ディクテーションが出来るようになれば、リーディングの速読の練習とほぼ同じです。前から順に理解できない文章は精読し、必要あれば文法書を見ながら前から理解できるようにしてください。

TOEICリーディングの点がTOEICリスニングよりも高い方は、明らかに音を聞き取る能力が低いので、2-1~2-3までを重点的に行うべきでしょう。

3. その他のリスニング勉強法

その他のリスニング勉強方法も記載しておきます。個人的には3-3がオススメです(笑)

3-1. 洋画や海外ドラマを見る

字幕付きの洋画や海外ドラマを見て英語を勉強するという方法です。1番気軽なので取り組む人が多いです。

ただ、スラングが多かったり、難しい英単語が出てきたり、TOEICの勉強という点では効果が薄いです。スラングも含めた英語の勉強をするというのであれば良いと思いますが。

Huluは英語字幕を出せたり、10秒戻し機能があるので、上手く利用すれば勉強になる部分もあると思います。

3-2. オンライン英会話を行う

レアジョブDMM英会話に代表されるオンライン英会話を使って英語を勉強するという方法です。

英語耳の勉強の合間に、発音を矯正してもらうためにオンライン英会話を使用するのは効果的だと思います。また英語の勉強は単調になりがちなので、変化をつけるのにも良いと思います。

ただ、「会話してめっちゃ楽しかったー!!」で終わるのではなく、会話した音声を録音しておいて、しっかり復習するのは必須です。ツールとしては優秀だと思いますが、活かすも殺すも自分次第です。

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3-3. 海外美人Youtuberの自己紹介を見る

Youtubeには音声を字幕化する機能があります。それを利用して、英語の勉強する方法です。

「50 facts about me」で検索すれば、自己紹介の動画を見ることができます。個人的にはClothesencounterのJennさんが好みで、最近毎日見ています。

動画を開いて、字幕のボタンを押してもらえば字幕が出ます。スマホでも出来ます。

Youtubeの自動字幕は非常に優秀です。間違っているときもありますが、時々です。

ただ聞き流すだけではなく、ディクテーションを行ったり、何の音が正確に聞き取れていないかを常に意識すると良い勉強になります。

美人Youtuberでなくても、例えばスティーブジョブズの有名なスピーチとか、トランプさんの就任演説まで字幕が出せます。

自分が興味のある動画を探して、何度も繰り返してモノマネできるくらいまでなると効果が高いです。

4. TOEIC リスニング直前対策

ここではTOEICのリスニングで高得点を取るために直前に出来る対策を書きます。僕がTOEICリスニングで450点を超えたのは先に書いたような基礎的な勉強に加えて、直前の対策もしっかり行ったからです。

4-1. TOEICの解法パターンを理解する。

TOEICには一定の解法パターンが存在します。例で言うと、「Part 2でI don’t know.と回答があれば、それをマークする」というものです。知っていればPart 2の質問文が聞き取れなくても回答出来てしまいます。

「TOEIC(R) L&Rテスト 超即効スコアUPテクニック114」という本にはそんなテクニックが114記載されています。基礎的な勉強をした上でどうしても点を上げたい方は読むことをオススメします。

4-2. マークシート用シャーペンを準備する


TOEICはリスニングだけでも100回マークシートを塗りつぶす必要があります。ペン先の太いマークシート用シャーペンであれば、1回1秒程度、100問で見れば100秒短縮になります。Part 3, 4は先読みできるかどうかが回答の鍵となるので、1, 2秒でも非常に大きいです。

4-3. TOEICテスト直前のドーピング

ドーピングはTOEIC受験者の通称です。TOEICテストの大体2時間前にRed bullのような栄養ドリンクを飲むとリスニングの聞きが違います。個人的には30点くらい変わっているように思います。一度試してみてください。ドーピングを含む直前対策はこちらにも書いています。

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5. まとめ

2でTOEICで効果的な勉強法を挙げましたが、ずっと続けるのは辛いと思います。3の勉強も混ぜつつTOEICの高得点を目指してください。

3-3で紹介したYoutubeの字幕ですが、新しい動画でもどんどん字幕が付くようになっています。スピーチなどの堅苦しいものだけではなく、ゲーム実況やアニメなども英語に親しむのには良いと思います。

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