TOEICテスト 新形式精選模試シリーズ リスニング・リーディング レビュー

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2017年2月に「TOEIC 新形式精選模試」、2019年1月に「TOEIC 新形式精選模試2」がそれぞれ発売されました。

リスニングとリーディングが別れていて、1冊500問です。リスニングとリーディングを両方買えば、5回分のTOEIC模試に相当する内容です。

この本は日本で売られているTOEIC模試の中で、最もTOEICテストを正確に再現しています。

「公式問題集で良いんじゃない?」って思う方もいるかもしれませんが、今のTOEICの本試験は公式問題集とズレがあり本当の意味で良い模試と言えないと思っています。

  • より本物に近いTOEIC模試を探している方
  • どんな手を使ってでも良いからTOEICの点を早く上げたい方

にこの本はオススメです。詳しい理由は下に書きます。

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1. TOEIC 新形式精選模試が他の模擬問題集と違う点

1-1. TOEICの内容に忠実であること

TOEICのリアル過去問と言って良いくらい、TOEICの内容に忠実です。

TOEICはリサイクルという考え方があり、過去受けた問題と同じ問題が出ることがあります。(あまり知られていない事実です。)

TOEICを実際に受験した際に内容をしっかりと記憶しておき、似たような問題を作って問題集として売り出すと的中率の高い問題集が出来ます。まさにそれがこの本です。

ただし、TOEICを運営するETSの規約上、全く同じ問題を模試として出版するのは違反となります。精選模試は違反にならない程度の模倣にとどめています。例えばこんな感じです。

<TOEIC出題例(Part 5)>

Existing legislation does not take diversity of races (     ) account.

a. into          b. in          c. onto          d. up

 

<精選模試の出題例(Part 5)>

The chairman should (     ) the minor opinion into account.

a. take          b. make          c.  give         d. help

わかりやすいように注目すべき点を太字で書きました。両方ともに「a」が正解です。

「take A into account (Aを考慮する)」という表現が問われていますが、問われている単語が違います。ただし、しっかり復習して「take A into account」という表現を理解しておけば、難なく解ける問題でしょう。

「実際のTOEICの出題内容と似ているけどちょっと違う内容が盛り込まれている」それが加藤優さんが書かれている本の特徴です。

※僕自身が加藤優さんの問題集を解いてTOEICを受けて・・・ということを繰り返した際に気づいた内容を書いています。

※ここで書いた出題内容は例です。TOEICの出題内容とは関係ありません。

韓国にはTOEICには過去問があります。ただし、解説は全て韓国語なので、解説が読めなくても良いTOEIC 700点以上の方には良い選択肢です。

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1-1-1. 金フレとのシンクロ率が高い

余談かもしれませんが、実際にこの本を解いてみて感じたことです。

TOEICを受験している人の中で有名な本として金のフレーズ(通称:金フレ)という単語集があります。

金フレはTOEICに頻出の単語ばかりの単語集です。著者のTEX加藤さんが何度もTOEICを受けた中で必須の単語ばかり集められており、TOEICを受けたときに金フレの単語がデジャブのように出て来ると受験者から好評です。

「精選模試」は「金フレ」と別の作者が作られていますが、金フレに載っている単語や表現がどんどん出てきます。つまり「精選模試」の著者がTOEICを何度も受験して必須の内容を詰め込んだので、TOEICの本試験のように金フレのデジャブが起こります。

これは「精選模試」がTOEICの本試験と内容が十分に似ていることを意味しています。

金フレのことを知らない人はこちらのレビューを参考にしてください。

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1-2. 解説が丁寧であること

この模試は内容だけではなく、解説も非常に丁寧です。

正答についての根拠だけではなく、なぜ他が誤答になってしまうかまで丁寧にかかれています。

また問題としては記載していないが覚えて置くべき内容や、Part 7で時間が無いときにどのようにして解けばよいかなどTOEICを受ける方には必須の内容が盛り込まれています。

1-3. 問題毎の正答率が書かれていること

先に解いた方の正答率が各問題毎に書かれています。

4択の選択肢で正答率が17%の問題などは、TOEIC 600点を目指す人にとって優先的に覚える内容ではないでしょう。逆に900点を目指すのではあれば、理解しておく必要があります。

効率的に勉強したいのであれば、正答率を元にして理解しておくか理解しておかないかの目安になります。(残念ながら現在売られている公式問題集には正答率は付いていません)

ヒロ前田さんの本にもよく正答率が書かれています。正答あるかないかは復習の際の取り組み方が変わってきます。

2. TOEIC 精選模試じゃなく、公式問題集でいいんじゃないのかという疑問

「TOEIC 新形式の公式問題集5冊も発売されているよ!それでいいんじゃない?」って思う方もいるかもしれません。TOEICの公式問題集は十分に良い選択肢だと思いますが、より本番に近い問題集を探しているのであれば精選模試が良いと思います。

なぜなら、今のTOEICの本試験は公式問題集と違いがあるからです。

特に僕が思うのはPart 2とPart 7です。Part 2は距離がある問題と呼ばれる問題が増えていたり、Part 7は長文が圧倒的に長くなったと言っている方が多いです。TOEIC公式問題集を受けた後にTOEIC本試験を受けるとPart 7のボリュームに圧倒されると思います。

Part 2の距離がある問題についてはこちらに書かれています。

TOEICリスニング9割を超えるための勉強法とパート別攻略法
最初TOEICを受けた頃は、自分なり対策をした上で受験してTOEICリスニング280点でした。今のTOEICのリスニングの最高点は465点です。満点が495点なので9割以上得点できていることになります。 リスニング280点の頃は9...

Amazonのレビューには精選模試はTOEIC本試験よりも難しいと書かれているものがありますが、間違っています。2019年現在TOEICを受けると本試験と同レベルであることに気づくと思います。

精選模試の冒頭にはこのように書かれています。

公式問題集に収録されている問題は、実際に行われるTOEICとは、出題傾向や難易度においてすこし「ずれ」があるということを、私たちは毎回受験して感じています。

その点、本書は新形式導入後を含めたここ数年の出題傾向を網羅しており、いわば現段階での「TOEICの実際の姿」をより正確に映し出しています。

個人的なことですが、これを読んだときに、僕と同じこと思っている人いたんだ(笑)と嬉しくなりました。この模試を使った最短でTOEIC 800点を取る勉強法はこちらを見て下さい。

TOEIC勉強法 800点を超える勉強法 -TOEICの点数を上げるためだけにすべきこと-
様々なTOEICの勉強法の本やサイトを見ましたが、TOEIC 500点前後の方がTOEICの点数を上げるための最短の方法を書いているものは少ないです。よく見るのはこんな感じのものです。 「公式問題集を10回繰り返したら...

3. まとめ

「TOEIC 新形式精選模試」を紹介しました。

帯に「公式超えの500問」と書かれていますが、まさにその通りだと思います。模試としては今の最高レベルです。

リーディング、リスニングと分かれているので、不得意なほうだけでも試してみてください。

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