金のセンテンスは金のフレーズの増強版!?TOEIC L&R 出る単特急 金のセンテンスレビュー

2019年2月20日に「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス」が発売されました。

TOEIC を受験されている方であれば誰でも知っているであろう「金のフレーズ」(略して金フレ)の単語を例文で覚えるというコンセプトの本です。

コンセプトを最初聞いたとき僕は期待をしていなかったのですが、実際買ってみてすぐに思ったことは 「金フレよりも金のセンテンスのほうがいい」ということです。

金フレと同じ値段で収録単語数が約1.5倍、しかも2017年から2019年にかけてTOEICで出題された単語が増えています。全体を見て思ったのは「これって金フレの増強版だ!」ということです。

詳細を書いていきます。

1. そもそも金フレって?知らない方のために解説

2012年に発売された金のフレーズ(略して金フレ)はTOEIC受験者から「TOEICによく出る単語が載っている単語帳」として絶大な人気があります。

2017年には改訂版が発売され、当時の最新の頻出単語が追加されたのと同時に発音記号が追加されるなど完全に弱点のない単語帳となりました。(金フレの詳細はこちら)

発売から1年経った2018年のAmazon年間ランキングで和書で堂々の8位とTOEICの受ける人は知らない人はいないくらいに有名な単語帳です。(学習本のランキングではなく和書のランキングで8位です。)

Amazon2018年間ランキング大賞和書はこちら

実際のところTOEIC 500点前後の方が真剣に金フレの単語を覚えると知らない単語が片手(5つ)ほどになります。知らない単語が5つほどに減ると高得点が期待できるのがわかると思います。

2.「金のセンテンス」がおすすめである理由

2.1 金フレより収録単語数が増えている点

左が「金のセンテンス」、右が「金フレ」です。本が厚くなっています。

金フレがindexを除いて270ページ、金のセンテンスが360ページと大体3割ほど厚くなっています。掲載単語数は1000単語から約1500単語と1.5倍に増えています。

金フレを買ったことがある方はわかると思いますが、金フレの1000単語というのは見出し語だけです。実際はTOEIC Part1に頻出の単語や、TOEICに出る職業の名前(会計士accountantなど)も掲載されており、全て数えると1400単語ほど掲載されています。

金のセンテンスは見出しだけで約1500単語、見出し以外の単語も含むと約1900になります。本自体は薄いですが、中身はぎっしり詰まっています。

厚くなっても値段は金フレと同じ961円です。

2.2 増えた単語はTOEICの最新の頻出単語である

TOEIC受験者にとって最も大事なことです。増えた単語は最新の頻出単語です。

例えば、「proven」(確かなという意味の形容詞)という単語が金のセンテンスに掲載されています。これは2018年9月のTOEIC公開テストで出題された単語で、金フレには掲載されていません。

TOEICの公開テストでは過去と同じ問題を使いまわしています。通称リサイクルと呼ばれています。10年前のものをリサイクルをすることは少なく1~2年ほど前のものをリサイクルすることが多いです。

高得点を効率的に取りたいのであれば、一度出題された単語を覚えておくと少ない努力で得点を上げることができます。

つまり2017年に発売された金フレよりも2019年に発売されて掲載単語数が増えている金のセンテンスのほうが頻出単語が載っている単語集と言えます。

本の冒頭には金のセンテンスの単語がどのように選ばれたかが書かれています。

本書掲載の単語(約1500語)は、下記のリストから厳選しました。

1. 金フレの見出し語1000(「金の1000語」)
2. 金フレに掲載されている見出し語以外の重要語
3. TOEIC受験後に毎回更新している「TEXファイル」
4. TOEICの製作元であるETSが発売した日韓の公式教材


金フレから増えた単語を僕自身で比較した結果、公開テストで出題された単語も増えていますし最新の公式問題集やTOEICの韓国で発売された過去問からの単語も増えていることを確認しました。 (TOEICの過去問の詳細はこちら)

また著者のTEX加藤さんは自身のブログで2019年1月のTOEIC公開テストで出題された単語まで掲載したとのことです。

僕自身もTOEICを受験するたびにわからなかった単語をメモしていたのですが、今回の金のセンテンスに載っていない単語もまだあります。載っていなかった理由ははっきりとわかりませんが、単語の意味が正答に影響なければ載せていないのかと思います。

2.3 ユーザビリティに優れている

金のセンテンスは17.2 × 10.7 × 2 cmと持ち運びしやすいサイズです。金フレと厚さ以外は同じです。単語を覚える作業は毎日するのが効果的なので持ち運びしやすいのは嬉しいことです。

暗記用に赤のプラスチックシートが付属されています。単語の日本語訳を赤シートで隠して英単語の意味をチェックすることが可能です。

金のセンテンスは日本語訳が消える仕様
発音記号は今回も掲載されています

2017年に発売された金フレにも赤シートが付いているのですが、何故か赤シートによって日本語ではなく英単語側を隠せるような仕様になっていました。TOEICは日本語から英語の意味を出せる意味はないので、逆でしょうと、、ずっと思っていました。

金フレ紙面 赤シートによって英単語が消える?仕様

金のセンテンスからはしっかり日本語訳が消えるようになっています。

紙面は大きくないですが、単語の空きスペースは「TOEICに対する小ネタ」や「TOEICあるある」で埋め尽くされています。TOEICは雇用カットなどの悲観的な内容はほぼ無いですが。飛行機は遅延しまくり、コピー機は壊れまくりの世界です。

TOEICのリスニングやリーディングでは全部内容を理解できるわけではないので、どういう話が多いかわかっているだけでもTOEIC 公開テストを優位に進めることができます。

2.4 フレーズからセンテンスへ

金フレはpackagingという単語であれば「the packaging area」という短いフレーズのみ掲載されていましたが、金のセンテンスでは他の単語と合わせて長いセンテンスの中で書かれています。

金フレの使い方は人それぞれだったと思いますが、僕はフレーズはほとんど使っておらず「英単語」⇒「日本語」のみを使用していました。フレーズと共に覚えるというのは理想的ではあるのですが、フレーズはそのまま出るわけではないのでフレーズで覚えることはしていませんでした。

今回センテンスとなったことで、単語の覚え方は変わりませんが、TOEIC Speaking & Writingテスト用の日本語の文章から英語のセンテンスへ高速に変換する瞬間英作文に使用できるようになりました。特に「和訳と英文を交互に読み上げる」という音声があるのでそちらをよく使っています。

音声のリンクはこちら

スマホアプリのAbceed Analyticsでも使用できます。

3. まとめ

2019年2月20日に発売された金のセンテンスを紹介しました。

総計100万部を超えた金フレを超えた単語帳が出てきたという印象です。TOEIC 500点以上の方で効率的に高得点を狙いたい方におすすめです。

金フレも良い単語帳ではあるのですが、今おすすめを聞かれたら2017年以降の最新頻出単語が掲載されている金のセンテンスと答えます。

書き忘れていましたが、この金のセンテンスに書かれた単語は全て過去のTOEICに出た単語です。1つも漏らさずに覚えると絶大な効果を発揮します。

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