TEDをご存知の方は多いと思います。今回は僕が数多く見てきた中で、英語を勉強するモチベーションの上がるTEDのプレゼンテーションを紹介します。
TEDのプレゼンは印象的なものが多く、プレゼンをする機会の多い方にとって良い勉強となります。
- TED(Technology Entertainment Design)とは?
- 1. The world’s english mania / Jay Walker
- 2. How to become a memory master / Idriz Zogaj
- 3. How to learn any language in six months / Chris Lonsdale
- 4. 5 techniques to speak any language / Sid Efromovich
- 5. Hacking language speaking / Benny Lewis
- 6. How to live before you die / steve jobs
- まとめ
TED(Technology Entertainment Design)とは?
TEDはIdeas worth spreading (広める価値のあるアイデア)の精神のもと、学術・エンターテインメント・デザインなど、様々な分野の第一線で活躍する人物を講師として招き、定期的にカンファレンスを開催しているグループです。
カンファレンスの模様は、TED Talksという動画アーカイブとしてインターネットを通じて全世界に無料で公開されています(随時更新)。
TEDの動画は無料という点だけでなく、字幕を付けたり外したりすることが可能です。字幕は英語だけでなく、日本語も選ぶことが可能。また、全世界向けのプレゼンテーションなのでスラングなどが少なく、日本人にとってもわかりやすい英語であるという点も英語の勉強に非常に役立ちます。
↓TEDのサイトはこちら
iphoneの専用アプリもあります。専用アプリではWi-Fiのある環境でダウンロードして、ネットに繋がないで見ることもできます。もちろん字幕の選択も出来ます。
それではいくつか紹介します。
1. The world’s english mania / Jay Walker
何故、あなたは英語を勉強しているのでしょうか?留学のため?または会社のためでしょうか?
有名な起業家であるジェイ・ウォーカーが、非英語圏の方が何故英語に熱中しているのかについて語ってくれます。
このプレゼンは英語を勉強する理由を見つめ直すのに良い機会になると思います。
英語は機会です。良い生活、良い人生の。
英語はより良い未来への象徴です
プレゼンで語られるメッセージは、シンプルですが、心に響きます。4分ほどの短いプレゼンなので、英語学習者は是非見てください。
真剣に勉強している人ほど感じるものがあると思います。
2. How to become a memory master / Idriz Zogaj
世界記憶力大会で好成績を収めるイドリズ・ズガイ氏による記憶力を高める方法についてのプレゼンです。
12年分の教育を5分で覚えてしまえるという記憶力は英語の勉強に役立ちます。
重要なことは、楽しみながら、脳につながりを作らせることです。
そうすれば可能性は無限です。
記憶するというテクニックだけでなく、単純作業になりがちな「記憶する」という行為をどのように楽しむかを語ってくれます。
英語の字幕しか無いので、勇気を出して英語で見てください。
3. How to learn any language in six months / Chris Lonsdale
中国に行って中国語を短い期間で習得したクリス・ロスデルによる、「どのように母国語でない言語を習得したか」を説明するプレゼンです。
彼は中国に行く前に周りの言語習得が上手い人を見つけ、その原理を見つけて使うという方法で中国語を習得したそうです。彼は言語習得は基本的に「五つの原則と七つの行動」が必要ということを話しています。
焦点を自分の習得したい言語の自分に関係のある事に定める。
原則の一つ目は自分の必要な分野、興味のある分野に絞って習得することを薦めています。
僕はITやスポーツに興味があるのですが、必要なことや興味のあることは確かに習得が早いですし熱中できます。
行動の中には「顔の動きを真似する」という今まで聞いたことのないものもあります。
4. 5 techniques to speak any language / Sid Efromovich
7ヶ国語を操るシド・エフロモビッチが「言語の習得方法」について解説してくれます。
母国語に当てはめない
日本人は英語をカタカナに当てはめることが多いですし、僕が最初学校で英語を学んだときは「英語をカタカナで覚えること」を先生に言われたことを覚えています。
実際のところ、英語は日本語の発音に存在しない音が存在します。無意識に英語をカタカナに当てはめてしまう習慣が取れないとListeningでは苦労します。
mobile = モバイル
laundry = ランドリー
上のように日本人の感覚でカタカナで覚えてしまうと、実際にリスニングで出題されたときに苦労します。実際の音声はweblioで聞けますので興味あれば聞いてください。
↓mobile
↓laundry
聞いてもカタカナとの違いがわからない人は、残念ながら重症だと思って良いと思います。耳の良い人にカタカナと何が違うか教えてもらってください。
5. Hacking language speaking / Benny Lewis
アイルランド人でベストセラー作家であるベニールイスが7カ国語をマスターした方法について説明しています。
電子工学を大学で専門としていた彼は他言語を習得する才能がなく、記憶力も良くないと話しています。多言語を話す方と会う方に言語を話すのに最も必要なことを教えてもらい、言語を習得できるようになりました。
マジックはない。必要な唯一のことは積極的に間違うことだよ。
日本人はささいな間違いを恐れる傾向がありますが、積極的に間違っていく姿勢が必要だと彼は説いています。
残念ながら日本語字幕がないですが、非常に聞き取りやすい英語ですので字幕なしで挑戦してみてください。
6. How to live before you die / steve jobs
2011年に亡くなったスティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業式で語った伝説のスピーチです。知っている方も多いと思います。
スティーブ・ジョブズ自身の不幸な生い立ちから、Appleを追い出された話、死についてまで語っています。
僕自身も何度も英語で見たので、どこから語っていいか困ります。好きな言葉はこれです。
あなたの時間は有限であり、他人の人生を送るのは無駄だ
自分自身を突き通し、iPhone, iPadなどの世界的大ヒットを出した人だから言える言葉でしょう。
ハングリーであれ。愚かであれ。
最後に語られる言葉です。解釈は色々あると思いますが、こんな言葉を言えるようなカッコイイ人間になりたいです。
まとめ
TEDのプレゼンで、英語を勉強するモチベーションが上がるようなプレゼンを紹介しました。
好き嫌いもあると思いますが、勉強も兼ねて見てもらえるとありがたいです。見てもらえるとまた新しい発見があると思います。
コメント
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Janさん
はてぶ700超えですか!みんなの知りたいことにドンピシャだったんでしょうね。
全部は見てないのですが、2番目の記憶に関する動画に興味があって少し見てました(年も年なので・・・)
この人の英語は、音は訛ってはいるものの分かりやすく、やはり英語を話すうえでのポイントはリズムなんだなぁ、ということを再認識しました。
音声の動画も興味があるので次に見てみます(発音については、私のブログでも記事を書いていく予定です。今はリズムの説明だけですが)
Steve Jobsは伝記を英語版で買ったけど、1ページも読んでません(笑)見事な積読になってしまいました。
次も参考になる記事を楽しみにしています!
P.S. 私も一昨日の記事が初ホットエントリー入りしましたが、(自分入れて)4ブックマークでした。。。
闘う海外リーマン MUSASHIさん
この記事で700はてブ超えました。他の記事が大体30はてブくらいなので、かなりびっくりしましたね。タイミング的にTOEICテスト直前の時期だったとか、英検が近いとか、そういう要因もあったのかなと思っています。
2番方の英語は訛があるので、この中では一番聞き取りにくいと思いますね。
僕も日本人の発音については思うところあるので、一度書こうかなと思っています。
最後のSteve Jobsのプレゼンは有名で、内容もとても良いです。英語の勉強という意味だけでなく、見てもらうと感じるものがありますのでオススメです。
そちらのサイトも見せてもらいます。またコメントください。