最初TOEICを受けた頃は、自分なり対策をした上で受験してTOEICリスニング280点でした。今のTOEICのリスニングの最高点は465点です。満点が495点なので9割以上得点できていることになります。
リスニング280点の頃は9割以上の回答が出来るというのは不可能かと思いましたが、半年後にはあさりリスニング400点を超えて今は9割以上を取れるようになりました。
今回はTOEICリスニングが200点台の方が450点を超えるために必要な勉強方法について説明します。また、TOEICのリスニングの点数をてっとり早く上げるためのパート別攻略法(テクニック)も後半に書いていますので、攻略法だけ見たい方は後半を見てください。
リスニング以外の勉強方法はこちらに書いていますので興味あれば見て下さい。
1. ”英語のリスニングができる”状態になるまで
”リスニングができる”状態になるには下のステップを踏む必要があります。
英語のリスニングができるようになるには、
・各音、各単語を正しく聞き取れるという基礎
の上で
・文章の意味を高速で理解していくこと
が必要になります。つまり、単語を正しく聞き取ることが出来ないとリスニングの点数は上がりません。この事実を理解せず、いきなり「TOEICのリスニングの問題を解く」とか「NHKラジオ英会話を通勤時間になんとなく聞く」という勉強をされる方が多いです。
なんとなく聞き続けても、リスニング力は向上しません。
などのパターンを繰り返すことになります。
TOEICでリスニング300点以下の方はまず、「1つ1つの音を聞き取る」「1つ1つの単語を聞き取る」という基礎的な勉強から始めましょう。意味を意識する勉強ではなく、音を正しく理解する勉強をしましょう。最初は地味ですが、最短で結果を出すには必要な勉強です。
「英語のまま理解する」とよく言われますが、大人になってから本格的に勉強を始めた日本人が「英語のまま理解する」のは至難の業です。ただ、日本語訳を高速で行ってどんどん早く訳せるようになると、日本語を意識しなくなることはあります。「Thank you」と聞いて「ありがとうって意味だな!」と訳さなくなるのと同じです。
「Thank you」と聞いたのと同じレベルでTOEICに出てくる音声をすっと理解できるようになるのが理想です。そんなに簡単ではないですが、英語に慣れれば慣れるほど出来るようになってきます。
2. リスニングの具体的な勉強方法
2-1. 1つ1つの音を聞き取る
単語の構成要素である発音記号の勉強から始めます。
英語には日本語には無い音がたくさんあります。日本語でいうと「ア」という音でも英語では4種類ある([α][æ][э][Λ])というのは、知っている人は多いと思います。それぞれの違いを理解し、発音できるようになることで英語のリスニングが格段に楽になることが実感できます。
発音記号の本はいくつかありますが、解説が1番わかりやすく、日本人が間違いやすい単語(boatとboughtとか、batとbutとか)も入念に説明してくれているので、この本がオススメです。
僕がseeとsheを聞き分けたり、発音できるようになったのはこの本のおかげです。
発音がばっちりわかればリスニングの点数に大きく影響してきます。
文章には前後関係があるので、聞こえた音を前後から推測して内容を理解することは可能です。しかし、推測する音が増えれば増えるほど全体の理解が下がります。推測することを続けていれば一定のところで伸びは止まり、TOEICリスニングで400点を超えることはできません。
あんまり信用してかったが、これを始めて聞き取りが変わった。聞ける。さらに、某ネット英会話でnativeの先生から「あなた、発音いいわね」って言われた。
「英語耳」Amazon レビューより抜粋
Amazonのレビューにこのように書かれている方がいました。
僕自身もこの本で勉強したおかげでネイティブに発音を発音を褒められて、「他の日本人にも発音を教えてあげてほしい」と言われたことがあります。
TOEIC Speakingテストの発音レベルもHigh (TOEIC Speakingテスト受験者の17%)です。
1週間で読み終えることが出来ますが、効果のある本です。
2-2. 1つ1つの単語を正しく聞き取る
英語を構成する1つ1つの音がわかったので、次は単語がどんな音なのかを理解するステップです。「全然聞き取れなかったのに、英文を見ると知っている単語ばかりだった」ということはよくあると思います。
単語の音が認識できていないことが多いです。単語の音を正確に捉えるのがこのステップです。
日本語にはカタカナというややこしいものがあって、カタカナになっている英単語が思っていた音と違うので聞き取れないということが多いです。
例で言うと、コップとかテーマとか全然音が違います。知らない人も多いと思いますが、モバイル、ネグレクト、ランドリーも一般的に日本人が思っている音と英語の音が違います。カタカナにした人を恨むほど英語の音が違います。
例ですが、mobileの音をカタカナにするとこうなります。
(誤) モバイル
(正) モーブル (発音記号:móʊbl)
このモーブルという音が聞こえたときに、「あっmobileと言った」ということが反射的にわかるよう訓練するのが単語を正しく聞き取るということです。反射的に正しく聞き取れる単語を増やすのがここでの目的です。
単語ごとに正しい音を理解していきましょう。
こちらの本は「日本人の頭にある音と実際の英語の発音についてのギャップを埋めていくこと」をコンセプトにしています。この1つ1つの単語を正しく聞き取るというステップに最適です。
間違ったカタカナで覚えてしまった単語を、正しい英語の音として理解していく作業を進めましょう。
正しい単語の聞き方がわかったら、単語帳に付属する音声で英単語の音声を聞いて英単語を思い浮かべるということを繰り返しましょう。
できれば、「英単語の音声→日本語の意味」という順になっているものを探して、英単語の音声を聞いた瞬間に日本語での意味を思い出す(つぶやくのもあり)ということを続けるのが良いです。
細かいスケジュールは後述しますが、1日30分程度、毎日の生活の中で続けて英単語の音が頭に染みてくるほど頑張ると効果が現れてきます。
付属の音声が「英単語→日本語」となっているので、こちらの本がオススメです。TOEIC頻出の単語ばかりなので、単語も一緒に覚えてください。音声は2倍速で聞いてください。
「TOEICテスト初挑戦のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語1127と英熟語322」は非常に良い本ですが、発売から10年経過して少し古くなってきました。
TOEICの単語帳として今1番良いのは「金のフレーズ」で間違いないです。ただ、音声が「英単語→日本語訳」となっておらず、「英単語→英単語を使ったフレーズ→日本語訳」になっており少し残念です。金のフレーズのアプリであれば、「英単語⇒日本語訳」ということも可能です。もし使う場合の設定は、再生速度は「速く」に再生間隔は「0秒」にしましょう。
音を含む単語の覚え方はこちらを参考にしてください。
2-3. 英語の文章を正しく聞き取る
次は英語の文章を正しく聞き取る勉強です。問題集は公式問題集を使います。公式問題集は唯一TOEICの本試験とナレーターが同じです。TOEICのナレーターに慣れるために公式問題集のナレーターでディクテーションを行います。
ディクレーションとは音声を何度も聞いて、1単語1単語を全て書き出すという勉強法です。聞き取れなかったものがあぶり出されるので、何の音が聞き取れなかったかが一目瞭然です。聞き取れなかった部分は、聞き取れるようになるまで聞き続け、また発音もして自然に頭に入るようにしましょう。
このディクテーションは負荷は高いですが、非常に効果的です。英語にはリエゾンという、2つの単語が繋がった時に単語の音が変わるという法則があります。「Get you」が「ゲットユー」ではなく「ゲッチュー」になってしまうものです。
TOEICの公式問題集に出てくるレベルであれば、本番でも出題されます。一緒に覚えましょう。聞き続ければ、
・「I love him」(アイラブィム)
・「I love them」(アイラブェム)
のような微かな違いも聞き取れるようになります。
「Check it out」がLとRがないのに「チェキラ」というラ行の音が聞こえる理由なども書かれていますのでリスニングの基本を勉強するのには欠かせない本です。
2-4. 英語の音声を聞いて内容を理解する
ここでやっと内容を理解するというステップです。
英語の音を聞いて頭の中で訳していきます。公式問題集などの信頼できる問題集の音声を使ってください。公式問題集(新形式対応)は既に3冊出版されているので、それを回して使うのも良いです。2-3のステップでの勉強が終わり、音が全てわかっている問題集を使うのが前提です。
ディクテーションが出来るようになれば、リーディングの速読の練習とほぼ同じです。前から順に理解できない文章は精読し、必要あれば文法書を見ながら前から理解できるようにしてください。
TOEICリーディングの点がTOEICリスニングよりも高い方は、明らかに音を聞き取る能力が低いので、2-1~2-3までを重点的に行うべきでしょう。
3. リスニング勉強スケジュール
高得点を最短で取るには具体的にどの程度の時間勉強すれば良いかを書きます。実際に僕がしていたスケジュールです。下の表を見てください。
勉強法 | スケジュール | 使う参考書 |
---|---|---|
英語耳を使って単音の確認 リエゾンの確認 | 1回のみ | 英語耳 |
単語の音声(英語->日本語順)を聞く | 毎日 30分 | 初挑戦のための英単語と英熟語 or 金フレ |
問題集を解いて、聞き取れなかった点をあぶり出す | 週 2時間 | TOEIC 公式問題集 or 信頼できる問題集 |
聞き取れなかった文章を聞き取れるまで何度も聞く | 毎日30分~1時間 | 同上 |
細かい解説をします。
リスニング以外も含めてTOEIC 500点程度の方が3ヶ月で800点を目指すためのスケジュールはこちらを参考にしてください。下記をこれだけ勉強すれば800点取れるということがわかると思います。
3.1 英語耳を使って単音の確認
先程紹介した英語耳を使って、単音ごとの確認をします。英語耳自体は毎日する必要はなく、3時間程度使って1回すれば十分終わると思いますが、不安があれば都度、英語耳を見ながら復習します。
英語耳を使って勉強する際には、ナレーターの声と自分の発音が同じかどうか、配偶者か彼氏彼女に一度聞いてもらいましょう。自分の声の誤りに気づくのは難しいですが、他人であれば簡単に違いがわかります。相手がいない方はスマホの録音機能を使ってください。
意外とTとかLも日本人には難しい発音であることがわかると思います。
3-2. 単語の音声(英語->日本語順)を聞く
TOEICテスト初挑戦のための英単語と英熟語か、金フレを使って単語の音を聞きます。厳しいですが、毎日30分は最低でも聞くようにしてください。前日飲み会とかお正月でも関係なく、勉強中は毎日続けるようにしてください。
金フレで言えば600点レベル、730点レベル、860点レベル、990点レベルと大きく4つに別れているので毎日どれか1つ聞くようにしてください。
僕は通学、通勤の中で歩く時間があったので歩く時間を毎日単語を聞く時間にしていました。ただ聞くだけではなく、英単語は全てマンブリング(小言で音声を発する)をしてください。小声を出すことで音声に集中することができます。気持ち悪い奴ですがマスクなど付けてわからないようにすれば大丈夫です。
メガネをかけてマスクをするとメガネが曇ることがあるのですが、メガネが曇らないマスクも売っています。リスニングの勉強を外でするときは気持ち悪い奴にならないためにもマスクをつけるようにしましょう。
3-3. 問題集を解いて、聞き取れなかった点をあぶり出す
問題集を解くときは次の3ステップを必ず行うようにしてください。
- 時間通りにリスニング問題集を解く
- もう一度聞いて、意味が聞けなかったところをあぶり出す
- 何度も聞いても何と言っているかわからない、音が聞き取れていないところあぶり出す
意味が聞けなかったところは緑の下線で、音が聞けなかったところは赤の下線で問題集に線を引いておきます。もちろん復習用です。
上の画像は実際に僕が引いたところです。意外とhardとか誰でも知っている単語も聞き取れなかったことがわかると思います。このときはheardかと思っていました。(heardだと明らかに文法的におかしいですね。。)
復習するときには線が惹かれているところを中心に繰り返し聞くようにします。
公式問題集であればナレーターが公開テストと同じなので効率よく勉強できます。
公式問題集以外の質の高い問題集はこちらを見てください。
感触としては8割はほぼ正解、2割程度が迷って解いた問題です。結果として9割近くの点数になります。目安にしてください。
3-4. 聞き取れなかった文章を聞き取れるまで何度も聞く、発音する
問題集を解いたときの音が聞き取れなかった赤線部分を繰り返し聞くようにします。
先日、本田圭佑さんが英語の勉強されている動画がインスタグラムでアップされました。TOEICの教材で勉強されています。
本田さんは声を出して家で勉強されていますが、声を出さないくらい小さな声で英語の音声を呟くのでも効果あります。外でする場合はマスクを付けて声を出さないレベルで静かに行ってください。発音出来なかったところがあなたが曖昧にしか聞こえていない箇所です。
やってみたらわかりますが、かなり集中しないと出来ません。30分するだけでもしんどいことがわかると思います。聞き流ししている人と、本田さんと同じように呟きながら勉強している人とどちらが成果を出すか一目瞭然です。
音が聞けなかった箇所が単語であれば、ネット上の英和辞典などでも音がわかるので、再度単語だけを繰り返し聞くようにしましょう。
音がわからなかったところがわかるようになってくるとTOEIC点も伸びてきます。特に単語の音が聞き取れなかったところは敏感になるべきでしょう。
大事なことは日本語での意味を思い浮かべるのではなく、流れた音声を頭の中で全て英単語ごとに分解することです。本田さんは長い文章を一気に勉強されていますが、不得意箇所がわかれば、短く区切って何度も繰り返しましょう。何度も何度も聞いて呟きながら頭に染み込ませていきます。
スマホで音声を短い時間を繰り返し聞くアプリは複数ありますが、使い勝手の良いaudipoが一番おすすめです。
4.TOEIC リスニングパート別攻略法
上の勉強を踏まえてリスニングパート別の攻略法を書きます。
4.1 リスニングPart 1
写真を見て、正しい説明をマークする問題です。計6問。9割目指す人間にとっては完全にウォーミングアップです。写真の中心から外れたものをナレーターが話すことがありますが、慣れていれば驚きでも無いです。
唯一知らない単語が出てくることだけが怖いですが、金フレで勉強していれば大丈夫です。金フレにはPart 1によく出てくる単語がまとまって書かれているのでテスト前に一度目を通しておけば問題ないです。
正答のタイミングでみんながマークする音が聞こえるので、周りの人のマークする音を聞いているだけでも点が取れるとか。。僕はそんなことしませんが。
4.2 リスニング Part 2
リスニングパートの最大の難関と言ってよいです。3つの中から正しい応答を選ぶという問題です。
「Where」から始まる質問に対して「In this meeting room」というような簡単な応答問題もあるので、1語目を注意していれば回答できる問題も存在します。その辺りは当然回答するとして、難関は「距離の遠い問題」と言われる間接的な答えです。
Q. Why did the finance department send that memo?
(a) You received a memo?
(b) I’m sure they can do that.
(c) Directly to the client.
答えは(a)
「財務部門はなぜそのメモを送ったのでしょうか?」で聞かれているのに「あなたはメモを受け取りましたか?」って答えてしまうような問題です。正確な答えになっていないのですが、問答としては話はつながっているため正答になってしまうような問題です。
満点取るような人でも迷ってしまうようなので、仕方ない部分はありますが出来るだけ慣れておいたほうがよいです。Part 2が不得意な方は最近出版された大里さんの本がおすすめです。間接的な答えの回答方法についても詳しく書かれています。
4.3 リスニング Part 3, Part 4
Part 3が39問、Part 4が30問ありますが、Part 2がクリアできるのであれば、そんなに難しいパートではないです。Part 3, 4がうまく解けない人は基礎力が足りていない方か、そもそもTOEICに慣れていない方のどちらかです。
このパートは先読みができるのでそこを最大限に活かしましょう。
下記に書いていますが、各設問毎の先読みできる時間は24秒~26秒もあります。
この時間の間に先読みをして、
- 話者の性別
- 話者の名前や場所などの固有名詞の確認
- 設問の内容
などを確認した上で、
- 仕事の後に友達を誘ってコンサートに行くときに、何時に待ち合わせするかという話
- クライアントの急な依頼により男性が歯医者の予約をリスケジュールした話
- ロンドンからの電車のチケットを予約するときに安い席でいくらで買えるかを知りたい
など、ストーリーをあらかじめ予測しておくと聞き取りが変わってきます。設問を記憶してけば全て内容を聞かなくても必要な箇所だけ聞いて回答することも可能です。
TOEICに慣れていてどんな問題が出やすいかなどを理解しているとストーリーを的確に予測できるようになります。
TOEICには過去問があるのでそこでパターンを掴むと確実性を高めることができます。
5. その他のリスニング勉強法
その他のリスニング勉強方法も記載しておきます。個人的には5-3がオススメです(笑)
5-1. 洋画や海外ドラマを見る
字幕付きの洋画や海外ドラマを見て英語を勉強するという方法です。1番気軽なので取り組む人が多いです。
ただ、スラングが多かったり、難しい英単語が出てきたり、TOEICの勉強という点では効果が薄いです。スラングも含めた英語の勉強をするというのであれば良いと思いますが。
Huluは英語字幕を出せたり、10秒戻し機能があるので、上手く利用すれば勉強になる部分もあると思います。
5-2. オンライン英会話を行う
レアジョブやDMM英会話に代表されるオンライン英会話を使って英語を勉強するという方法です。
英語耳の勉強の合間に、発音を矯正してもらうためにオンライン英会話を使用するのは効果的だと思います。また英語の勉強は単調になりがちなので、変化をつけるのにも良いと思います。
ただ、「会話してめっちゃ楽しかったー!!」で終わるのではなく、会話した音声を録音しておいて、しっかり復習するのは必須です。ツールとしては優秀だと思いますが、活かすも殺すも自分次第です。
5-3. 海外美人Youtuberの自己紹介を見る
Youtubeには音声を字幕化する機能があります。それを利用して、英語の勉強する方法です。
「50 facts about me」で検索すれば、自己紹介の動画を見ることができます。個人的にはClothesencounterのJennさんが好みで、最近毎日見ています。
動画を開いて、字幕のボタンを押してもらえば字幕が出ます。スマホでも出来ます。
Youtubeの自動字幕は非常に優秀です。間違っているときもありますが、時々です。
ただ聞き流すだけではなく、ディクテーションを行ったり、何の音が正確に聞き取れていないかを常に意識すると良い勉強になります。
美人Youtuberでなくても、例えばスティーブジョブズの有名なスピーチとか、トランプさんの就任演説まで字幕が出せます。
自分が興味のある動画を探して、何度も繰り返してモノマネできるくらいまでなると効果が高いです。
6. TOEIC リスニング直前対策
ここではTOEICのリスニングで高得点を取るために直前に出来る対策を書きます。僕がTOEICリスニングで450点を超えたのは先に書いたような基礎的な勉強に加えて、直前の対策もしっかり行ったからです。
6-1. TOEICの解法パターンを理解する。
TOEICには一定の解法パターンが存在します。例で言うと、「Part 2でI don’t know.と回答があれば、それをマークする」というものです。知っていればPart 2の質問文が聞き取れなくても回答出来てしまいます。
「TOEIC(R) L&Rテスト 超即効スコアUPテクニック114」という本にはそんなテクニックが114記載されています。基礎的な勉強をした上でどうしても点を上げたい方は読むことをオススメします。
6-2. マークシート用シャーペンを準備する
TOEICはリスニングだけでも100回マークシートを塗りつぶす必要があります。ペン先の太いマークシート用シャーペンであれば、1回1秒程度、100問で見れば100秒短縮になります。Part 3, 4は先読みできるかどうかが回答の鍵となるので、1, 2秒でも非常に大きいです。
6-3. TOEICテスト直前のドーピング
ドーピングはTOEIC受験者の通称です。TOEICテストの大体2時間前にRed bullのような栄養ドリンクを飲むとリスニングの聞きが違います。個人的には30点くらい変わっているように思います。一度試してみてください。ドーピングを含む直前対策はこちらにも書いています。
7. まとめ
2でTOEICで効果的な勉強法を挙げましたが、ずっと続けるのは辛いと思います。6の勉強も混ぜつつTOEICの高得点を目指してください。
6-3で紹介したYoutubeの字幕ですが、新しい動画でもどんどん字幕が付くようになっています。スピーチなどの堅苦しいものだけではなく、ゲーム実況やアニメなども英語に親しむのには良いと思います。